お知らせ
2022年9月26日 | ウェルビーイング連続セミナーで講演 「認知症予防から考えるウェルビーイング」外部リンク |
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2022年9月17日 | 国際高等研究所 「IIAS塾ジュニアセミナー ホームカミングイベント」で講演 「いま日本人の幸福について考える」 |
2022年9月11日 | "日本心理学会 国際賞功労賞受賞講演 「経験が形作るこころの多面的計測を目指して」外部リンク |
2022年9月9日 | IDE大学協会近畿支部セミナー2022で講演 「京都大学総合生存学館における分野横断的教育 ―独立大学院として取り組む地球規模課題の解決を志す実践者の育成―」外部リンク |
2021年10月21日 | 「新老人の会」大阪 健康講座で、招待講演を行いました。 「シニア世代の認知機能を維持・向上させるライフスタイルについて」 |
2021年9月16日 | 日経BP SDGsフェスティバル デジタル・サステナビリティ会議 パネルディスカッション「最新テクノロジーはSDGs推進と人々の幸せにどう貢献するのか」 に登壇しました。(丸ビルホールからオンライン配信) パネルディスカッション |
2021年9月 | 日本心理学会第85回大会で、熊本大学から指導していた郭霞さんの小講演を企画・司会しました。「楽器演奏訓練と認知可塑性」(オンライン) |
2021年6月20日 | 日本学術会議・脳とこころ分科会主催公開シンポジウム「コロナ禍とメンタルヘルス・教育・保健医療」において座長として登壇しました。(オンライン) 外部リンク |
2021年6月18日 | 音学シンポジウムで招待講演をおこないました。 「音に関する知覚・認知研究の2つの話:視聴覚音声知覚研究から楽器訓練による脳の活性化の研究へ」(オンライン) |
2021年5月~8月 | 日本の乳幼児が対面話者の顔のどこを見るか調べた視線計測の研究論文が(2021年3月アクセプト)、メディアで紹介されました。 朝日新聞、 Science Japan |
2021年4月1日 | 積山が総合生存学館長を拝命しました。 |
2021年3月30日 | 高齢者への運動介入による脳構造の変化に関する研究論文が、Cerebral Cortex誌にアクセプトされました。運動介入は、全般的認知機能を向上させるとともに、前頭前野のいくつかの部位の皮質容積を増大させ、海馬の加齢による萎縮をくいとめることがわかりました。(総合生存学館、スウェーデンのウメオ大学、筑波大学、京大こころの未来研究センターなどの共同研究)プレスリリース |
2021年3月24日 | 日本の乳幼児が対面話者の顔のどこを見るかを調べた視線計測による発達研究の論文が、Cortex誌にアクセプトされました。熊本大学時代の院生の久永聡子さん、日本女子大学の麦谷綾子准教授との共著論文です。プレスリリース |
2021年1月~2月 | 高齢者への楽器介入研究の成果が(2020年11月にアクセプト、12月に刊行)、メディアで紹介されました。 朝日新聞、 Yahooニュース、 京都新聞 |
2020年11月16日 | 高齢者への楽器介入研究の論文が、Human Brain Mapping誌にアクセプトされました。初めて挑戦した鍵盤ハーモニカのレッスンで、高齢者の言語記憶成績と、脳の神経処理効率が向上しました。(総合生存学館に特別研究学生として滞在した熊本大学院生の郭霞さん、山下雅俊助教、こころの未来研究センターの阿部修士准教授らとの共同研究)記者説明のお知らせ |
2020年6月5日 | 総合生存学館HPの教員コラムに、教員からのメッセージと近影が掲載されました。 http://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2020/06/03/20200603 |
2020年5月 | 塩山皐月さん(総合生存学館4年生)の論文が、Evolutionary and Institutional Economics Review誌に掲載が決まりました。 インド中等教育におけるWork Experience教育について調査した修士論文の研究です。 |
2020年2月14日 | 日本学術会議学術フォーラム(東京都六本木日本学術会議講堂)に座長として出席しました。 「認知症:予防と共生に向けて学術の取り組み」 |
2020年1月1日 | 視聴覚音声知覚の言語差(日本語母語者と英語母語者の違い)に関する自身のこれまでの研究を紹介したレビュー論文が、Acoustical Science and Technology誌に掲載されました。 |
2019年12月12日 | 大阪府八尾市まちなみセンターにおいて、八尾ピアニカプロジェクトの前半群のおさらい会をおこないました。 |
2019年11月24日 | 京都大学稲盛財団記念館において、科研費研究成果発表会を行いました。 「ライフスタイルと脳の働き:超高齢社会を生き抜くための心理科学」 |
2019年11月9日 | 日本学術会議公開シンポジウムにパネル討論者として参加しました。 「スポーツと脳科学」 |
2019年9月30日 | 加齢研究にまつわる方法上の注意点を実際の研究例に即して書いたレビュー論文が基礎心理学研究に掲載されました。 (積山薫、鈴木麻希著) |
2019年9月14日 | 小手川耕平さん(熊本保健科学大学助教)らとの共著論文が認知心理学研究に掲載されました。 高齢者の運動イメージ能力に関する研究です。 |
2019年9月12日 | 日本心理学会第83回大会(立命館大学大阪いばらきキャンパス)において、公募シンポジウムを企画しました。 「ライフスタイルと高齢期の脳の働き:運動や楽器演奏活動の影響」 |
2019年9月1日 | 寺本渉先生(熊本大学教授)らとの共著論文がExperimental Brain Researchに掲載されました。 老眼による読字困難は母語より外国語の方で顕著であることを明らかにしました。 |
2019年8月22日 | 大阪府からの受託研究の説明会(大阪府八尾市文化会館、八尾市まちなみセンター)を開催しました。 「ピアニカによる10歳若返り実践モデル研究」 |
2019年3月 | 科研費基盤研究(S)の概要紹介ページを公開しました。 |
2019年2月10日 | 放送大学京都学習センター公開講演会「中高年期を幸せに生きる知恵」(キャンパスプラザ京都)において、一般向け講演を行いました。 「10歳若返りを目指す高齢期のライフスタイルと脳の働き」 |
2018年12月22日 | ISMRM-JPC(国際磁気共鳴医学会日本支部)2018年度学術集会(名古屋大学野依記念学術交流館)において、招待講演をおこないました。"Neuroprotection and physical/motor practice in healthy aging" |
2018年11月6日 | 鈴木麻希先生(大阪大学特任講師、科研費基盤研究(S)の研究分担者)の論文がFrontiers in Aging Neuroscienceに掲載されました。超高齢者において、比較的若い高齢者と比べた時に見られる脳の過活動についての研究です。 |
2018年9月27日 | 日本心理学会第82回大会(仙台国際センター)において、公募シンポジウムを企画しました。 「ライフスタイルと高齢期の脳の働き」 |
2018年9月5日 | 大阪府庁企画室主催10歳若返りワークショップ(大阪府庁新別館マッセ大阪)において招待講演を行いました。 「10歳若返りに役⽴つ訓練や趣味とは」 |
2018年3月20日 | 同志社新島会館において一般向け招待講演をおこないました。 「健康寿命を延伸するライフスタイルとは」 |
2018年1月10日 | Lars Nyberg教授(スウェーデン、ウメオ大学、加齢認知神経科学)を東一条館にお招きし、セミナーを開催しました。 "Challenges of Neuroscience in the era of global super-aging" 講演の様子はこちらhttps://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2018/01/10/20180109-2 |
2018年1月6日 | 郭霞さん(熊本大学M2院生)の論文が Frontiers in Psychology に掲載されました。 小学校低学年児への短期的楽器訓練がワーキングメモリに及ぼす効果の研究です。 |
研究内容
「認知機能の可塑性を探求する」
身体に根ざした空間認知の可塑性
逆さメガネなどの実験装置によって身体図式がうまく働かない状況に置かれたとき、ヒトはどのように適応するのでしょうか。 詳しく
母語に根ざした音声知覚様式
人の話し声の聴き取りには、母語に特化した聴覚処理が生じますが、話し手の顔を見ながら聞く視聴覚音声処理にも、母語の影響があるのでしょうか。 詳しく
子どもの認知機能の発達と可塑性
上述した「身体に根ざした空間認知」や「母語に根ざした音声知覚様式」は、成長過程においてどのように発達するのでしょうか。 詳しく
高齢者の認知機能維持
近年、認知症の予防に運動が良いことを示唆する研究が多く報告されていますが、運動のどのような側面が効果を持つのでしょうか。 詳しく
自己紹介

積山 薫
京都大学大学院総合生存学館教授 教員紹介
[専門]心理学・脳科学・発達
e-mail :
経験によって、人間の認知の様式はどのように変化するのでしょうか?育った言語環境の違いや、発達的な変化によって、視覚・聴覚・身体の動きなどのマルチモーダル情報を統合する様式には変化があるようです。また、究極の新奇経験として、逆さめがねを着用しての視覚運動学習が脳に及ぼす影響をMRIなどで調べ、数週間で脳内に大規模な再編が起きることを見出しました。最近では、高齢者や子どもへの介入による認知機能向上などについても調べています。
総合生存学館では、世界的な広がりを見せる認知症の予防につながるような実践的な取り組みも目指しています。
学歴
1995年 | 文学博士 |
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1986年3月 | 大阪市立大学 大学院文学研究科博士課程 心理学専攻 修了 |
1980年3月 | 早稲田大学 教育学部 教育心理学専修 卒業 |
1976年3月 | お茶の水女子大学附属高校 卒業 |
経歴
2017年5月 - 現在 | 京都大学 大学院総合生存学館 教授 |
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2006年10月 - 2017年4月 | 熊本大学 文学部 教授 |
2000年4月 - 2006年9月 | 公立はこだて未来大学 システム情報科学部 教授 |
(1993年6月 - 1994年12月) | マサチューセッツ工科大学 客員研究員 |
1989年5月 - 2000年3月 | 金沢大学 文学部 助手 |
所属学協会
- 日本心理学会
- 日本認知心理学会
- 日本音響学会
- 日本認知科学会
- 日本赤ちゃん学会
- 日本ヒト脳機能マッピング学会
- 日本老年臨床心理学会
- Society for Neuroscience(SfN)
- American Psychological Associsation (APA)
- Association for Psychological Science (APS)
- Cognitive Neuroscience Society (CNS)
- Acoustical Society of America (ASA)